困ったらここへおいでよ。日常生活支援サポートハウスの奇跡

支援とは何か。居場所とは何か。
不登校、障害、精神疾患、家庭崩壊……
さまざまな悩みを抱える家族に
「まずご飯を食べて、話はそれから」と、
生活を共にする支援を続けて15年。
サポートハウスの衝撃的な日々を、一教師が4年の歳月をかけて書き上げた渾身のルポ。

ゼロへの道のり―株式会社ふくしねっと工房の挑戦

居場所を失った人やさまざまな困りごとを抱えた人たちが、いきいきと生きられる場所がある。地域の障害者福祉を担ってきた著者は、「会社法」施行の1週間後に“株式会社ふくしねっと工房”を設立。その後10年で10を超える法人数から成り立つ「ぐらすグループ」へと事業を発展させてきた。障害者とその家族たちに寄り添い、優れたリーダーシップを発揮してきた著者だからこそ書ける、福祉とは何か、家族とは何か、そして地域とは何か。

庭に小さなカフェをつくったら、みんなの居場所になった。
~つなげる×つながる ごちゃまぜカフェ

福祉でもない、支援でもない、新しい形の居場所、みやの森カフェ!
南雲明彦がカフェのオーナーとカフェに集う人と一緒に、カフェの魅力、秘密に迫る!

富山県砺波市にある「みやの森カフェ」。
カフェには、入れ替わり立ち替わり様々な人が訪れます。
眉間にしわを寄せて訪れた人も、帰るころには笑顔がこぼれています。
健常も障がいも、老若男女も関係なく、生きづらさが小さくなる場所です。
共通点は、カフェのお客さんであること。
カフェの中にいる人たちは、誰もが交換し合う関係にあります。
みやの森カフェが示してくれるのは、「つながり」の豊かさであり可能性です。
はじめにより 南雲明彦